1月吉日。 当施設の入所者さんが100歳の誕生日を迎え、徳島県と阿南市から慶祝訪問を受けました。<敬老の日・慶祝訪問の記事はこちら>
直江さんには、県知事及び阿南市長それぞれの代理の職員から、祝い状と記念品が贈られました。
100歳の慶祝訪問は、住民基本台帳の登録に基づき、100歳の誕生日に訪問して祝い状等を贈呈する県や市の事業です。長年にわたり社会の発展に寄与してきたことに感謝するとともに、多くの方に高齢者福祉についての関心や理解を深めてもらうことを目的としています。
徳島県において、今年度中に100歳に到達、又は到達する見込みの方は(令和2年9月1日現在)305人。(厚生労働省老健局高齢者支援課 令和2年9月15日 プレスリリースより)
現在、当施設に入所されている方で100歳以上となったのは直江さんで3人目です。 ※今年度は密を避けるため、施設からは100歳祝いの料理とプレゼントという縮小した形でのお祝いとさせていただきました。
※撮影のときだけマスクを外して頂いています。
記憶力抜群で、職員ひとりひとりの名前を覚えて声をかけてくださる直江さん。お元気の秘訣を探るべく、「10の質問」へのご協力をお願いしました!
まぁ良かった。安生してくれて、写真・新聞載せてくれた。
記事は大切に置いている。(コロナ禍で会えていないので聞いていないけれど)家族も見てくれていると思う。
ほーやなー。ほれが楽しみよ。
何事も深く考えすぎない。
健康で(あることが)嬉しい。
(大阪万博では)徳島から大阪まで行って、友達と万博の入口で待ち合わせしたわ。
戦争がなくなった。
綺麗な桜は変らない。
家族。
「こんにちは」。人と会ったら必ず言うようにしている。
当施設の看板犬「しんすけ」も直江さんに声をかけられて嬉しそう!
明るくてよく笑っています。冗談が好きで、ユーモラスな方です。
食事では魚がお好きで、特に刺身を好まれています。いつも会話が弾みお元気です。「今日は誰が来てくれるのかな」と、居室に職員が伺うのを楽しみに待ってくださっているそうです。
船舶免許を持っていることなど、思い出話を聞かせてくださいます。一方で職員ひとりひとりをよく覚えてくださっていて、例えば2年ほど前に敬老会で阿波踊りを披露した職員を今でも褒めてくださいます。
そうですね。職員は、入所者さんに応じて日常生活のお手伝いをさせていただいていますが、直江さんは入所されてからずっと、できることはご自分ですることを心がけていらっしゃいました。
人生100年時代。先達のお話から、これからも学ばせていただきます!
ヴィラ羽ノ浦の次のステージもお楽しみに♪