6月14日 防災避難訓練を実施しました。
地震・火災等の災害が発生した場合の消防機関への通報、初期消火、避難誘導等が適切、迅速に行えるようになることを目的としています。
当日は、事前に用意した計画に沿って訓練を実施しました。
火災受信機により出火場所の確認。警報機作動を伝達。
出火現場に行き状況を確認。火災発生を大声で伝達。
通報装置により火災を消防機関へ通報。
初期消火、防火区画の形成および避難誘導等を行う。
(今回は非常用すべり台と非常階段の踊り場まで誘導)
避難誘導準備として、職員は臥床している入所者を起こす、避難状況や負傷者および避難できない人の有無等をチェックする等を分担して行う。
消防隊への情報提供等と実践訓練。
(実践訓練として水消火器による消火訓練、非常用すべり台を使った訓練を実施)
非常用すべり台を使った訓練の動画はこちら
訓練に立ち合った消防署員から訓練後のアドバイスとして
・近年の施設火災は、コンセント火災が多い傾向にあるため、日頃から整理整頓し、コンセントのほこりや断線を見逃さないこと。
・消火器、消火栓の場所を全職員が把握、使い方を理解しておくこと。
・施設内に入所者、利用者、職員が何名いるか常に把握しておくこと。
・どこで火災が発生したかをいち早く確認して周囲へ知らせること。
・実際の火災時はパニックになり、訓練時に比べて避難が難しくなるため、消火よりも人命救助を優先すること。
などのお話をいただきました。
防災能力の維持向上のために定期的な訓練が欠かせません。ヴィラ羽ノ浦では、今後も防災意識・知識を高める取り組みを行って参ります。
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