阿南市避難所開設・運営訓練に参加しました

阿南市避難所開設・運営訓練に参加しました

10月26日(日)、阿南市羽ノ浦スポーツセンターで開催された「阿南市避難所開設・運営訓練」に参加しました。
今回の訓練は、「見学・体験コーナー」を通じて楽しみながら防災を学び、地域全体の防災意識と実践力を高めることを目的としています。

当日は、自治体職員をはじめ、自衛隊・警察・消防・河川事務所・企業、そして高校の防災クラブなど、多くの団体が参加しました。

会場には、避難所で使用されるファミリールーム用パーテーション、簡易トイレ、段ボールベッドなどが設置され、来場者が実際に体験できるようになっていました。
また、土砂災害に関する3D体験や降雨体験装置など、視覚的にも理解しやすい展示が並び、実践的で充実した内容となっていました。

訓練に参加した久世施設長も、実際に段ボールベッドに横になり体験しました。

「地べたで寝るよりも身体への負担は軽くなり、床から高さを確保することでウイルスやほこりを吸い込むリスクも減らせそうです」と久世施設長。

体験を通して、福祉避難所(※)としての環境づくりに関する新たな視点を得ることができました。

また、徳島県立海部高等学校の防災クラブが出展していた「防災○×クイズ」にも挑戦!皆さんもぜひ、考えてみてください!(全部で5問)

久世施設長は4問正解し、防災グッズ(長期常温保存可能なレトルトカレー)を獲得しました✨

間違えた問題も丁寧に解説してくれて、新たな気付きも得られました。
高校生たちは来場者にクイズを出題しながら防災の知識を伝えるなど、主体的に学び、発信する姿がとても印象的でした。

地域・学校・行政・福祉施設が連携しながら災害に備えることの大切さを改めて実感する機会となりました。

防災クラブのメンバー

福祉避難所としての役割を再確認

ヴィラ羽ノ浦は、災害時に要配慮者を受け入れる福祉避難所に指定されています。

今回の訓練を通じ、プライバシーの確保や設備設置の方法など、高齢者施設としての災害対応力向上につながる多くの学びを得ました。

実際の避難所運営では、想定外の課題が数多く見えてきます。こうした訓練を通じて、地域全体で“支え合う防災”を意識し続けることが大切だと感じました。


※福祉避難所とは、災害発生時に一般の避難所での生活に支障をきたす障がい者や高齢者など、要配慮者を受け入れるために特別な配慮が施された避難所のことです

最近の3件

お知らせ一覧 →

平成医療福祉グループ

ページトップへ戻る