10月31日に東京都の利島からヴィラ羽ノ浦へ視察にお越しくださったメンバーの一人で、久世施設長の元同僚でいらっしゃる三田貴弘さんにお話をお聞きしています。
利島の魅力もご紹介している前編はこちら
どうも、ご無沙汰してます!
最後に会った時のことは、さっぱり覚えていませんが、一緒に仕事をしていた時のことは、今でも鮮明に記憶しています。
▲コスモス畑での再会(イメージ写真)
一緒に特養の新規開設をしていました。久世さんは、見た目以上に優しい人柄のベリーベリーナイスガイです。お酒に強くないところがまた素晴らしいです!
最初は、認知症グループホームのホーム長をしていました。そのまま母体病院の業務部を兼務し、色々と担当しましたが、介護保険事業所の新規開設(居宅や小規模多機能、特養など)に携わることが多かったです。
特に思い出深い業務としては、東京都が都内に認知症疾患医療センターを整備することになり、その公募がありました。これに、当時勤めていた大内病院でも応募することになり、その担当として様々な調整に取り組み、見事指定をしてもらうことができました!「指定されました」の報告ができたときは、理事長や院長をはじめ、協力してくれた皆さんに応えることができたと感じ、とても嬉しかったです。
これ、語り出すと軽く5ページくらいは必要になるので、ひとまずこのくらいで…(笑)
▲離れていた時間を感じさせない二人の絆(イメージ写真)
まずは、大内病院所属時代。病院がグループに加わり病院の改修工事が始まり、工事完了後のリニューアルイベントの担当者として頑張ったこと(五月みどり オンステージ)。
ケアホーム足立の開設に伴う指定関連業務と、新規開設イベント!(ささきいさお 歌謡ショー)
認知症疾患医療センターのイベントで、“長谷川式認知症スケール”の生みの親である、長谷川和夫先生を招いた講演会を開催できたこと。
東日本大震災関連では、地震後の各種対応や、その後に“東京都こころのケアチーム”の一員として、陸前高田市に支援に行ったこと。
社員旅行の際、(武久洋三)理事長のお部屋に役職者が全員呼ばれて、そこで有難いお話をたくさん聞かせてもらったこと(入室時には野球の日本シリーズが中継されていたけど、試合が終わってどこかのチームが日本一になって、その後のインタビューや祝勝会の様子の放送も全部終わって…。でも有難い話は終わらず…。)。その他いろいろです!
小さな島の福祉関連の便利屋です。
特別な肩書はありませんが、強いて言えば、地域包括支援センターのセンター長兼主任ケアマネで、居宅介護支援事業所の管理者兼ケアマネです。今は臨時で併設デイサービスの管理者代行もしています。
日々社協職員として、日常生活自立支援事業や生活福祉資金貸付事業、福祉用具の設置や運搬、各種募金活動、関連する事務作業、なんちゃら会議他、島の福祉に関わる色々な事柄へ関与させていただいておりますので、やっぱり便利屋ですね。
▲利島公式WEBサイト
勤務日は月~金曜で、土日は休みです。祝日も休みなのですが、これは他職員とローテーションで休みをとっています。今の勤務先は年間休日数が125日くらいあって、有給消化率も高いです。そして、有給休暇は採用初日から年間20日あるので、もうほんと、すごく休んでいます。
島時間はあります。私はせっかちなので、そのことにイライラすることも多いです(笑)
島に来る前は、東京の足立区にある、“ケアホーム足立(平成医療福祉グループ)”という特養で、施設長をしていました。同時に、いくつかの職能団体や専門職団体の役員、その他、様々な会議体の委員なども担わせていただいていました。そのなかの一つとして、東京のケアマネ協会の理事もしていました。当時、利島村にケアマネジャーがいないということで、利島村の方がケアマネ協会に相談をもちかけ、内容を聞いてみると……、という感じです。詳しく書くと長いので、割愛します!
質問の答えになるか分かりませんが…
私は東京の葛飾区で生まれ育ちました。下町ではありますが、一応23区の一つです。東京の工業高等専門学校(高専)の出身で、卒業後に大手ゼネコンに勤めたのですが、本当に忙しかったです。マジヤバイくらいに。平成医療福祉グループでも、それに負けないくらい忙しくさせてもらいましたが(汗)
東京の都市部で仕事をしていた際、たとえば通勤途中で立ち止まり、後ろを振り返るなんてことはありませんでした。しようとも思いませんでした。そんなことしたら、後ろから来ている人にぶつかられて危ないし。でも利島で仕事をするようになって、通勤途中にふと立ち止まったり、後ろを振り返ったりしている自分に気づくことがあったんです。通勤路で振り返ると、天気のよい日は富士山が見えます。都心部でもたまに見えますが、正面に見えたのをチラ見するくらいが関の山で、立ち止まってじっくり見るなんてことは思いつきませんでした。でも島では、それがスッとできる、それが日常なんです。
上手く書けていなくてお恥ずかしいのですが、それが私の感じた私自身のギャップです。
▲利島公式WEBサイト
モチのロンで違うと思います。
そんなに難しいことは考えずに、ケセラセラで過ごしています。
電話の電波が届かない島の奥地に連れて行って、そこに一人おいてくる!
あとは時期にもよりますが、イカとか魚はたくさん釣らせてあげたいです。
島でのサバイバルも含めた利島ツアーも楽しみですが、
利島と平成医療福祉グループとのご縁はまだまだ続きます。引き続き、二人のこのご縁もつないでまいりましょう!
最後までお読みくださりありがとうございました♪
▲笑顔がはじける二人(イメージ写真)
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