現在、当施設では増員のため「管理栄養士/栄養士」を募集しています。
主な業務は、入所・
医療機関や介護施設等での勤務経験等があればスムーズに業務になじんでいただけると思いますが、未経験でもOKです。
研修受講やスキルアップも積極的に支援しています。成長しあえる環境で、私たちと一緒に働いてみませんか?
詳細は施設長・
当施設の栄養部では、管理栄養士と調理師が協同で考案・調理したオリジナルメニューの食事やおやつを提供しています。
ぜひ関連記事等もご覧になってください!当施設での仕事のイメージの参考になりましたら幸いです。
レシピ
当施設 管理栄養士がInstagramで「徳島風かるかん」の作り方を紹介!
第52回:サツマイモ餡で食物繊維たっぷり!
今回は九州特産の和菓子「かるかん」をお手軽に
餡にはサツマイモを使い、全体にしっとりと柔らかく、食べやすい口当たり徳島原産でおなじみのスダチを生地に入れ、甘すぎず飽きのこない一品です
今が旬の鳴門金時を使い、さらに徳島風にアレンジするのもオススメ
電子レンジで簡単にできますので、ぜひチャレンジしてはいかがでしょう
【生地】
・大和芋 40g
・砂糖 50g
・スダチの皮 1個分
・スダチ果汁 1個分
・水 75cc
・卵白 1個分
・砂糖 10g
・上新粉 45g
【芋餡】
・サツマイモ 150g
・白餡 50g
【サツマイモクリーム】
・サツマイモ 150g
・生クリーム 70cc
・マーガリン 10g
・砂糖 20g(サツマイモの甘さにより加減してください)
芋餡は、サツマイモの皮を剥き適当な大きさにカットし、柔らかくなるまで蒸す。
①が柔らかくなったら、少し形が残る程度に潰し、白餡と混ぜ合わせ、1個20gの大きさに丸めておく。
サツマイモクリームは、潰したサツマイモと生クリーム、マーガリン、砂糖を混ぜ、絞れる硬さに調節しておく。
かるかん生地は、山芋をすりおろし、砂糖50gを加えてよく混ぜる。そこに水を少しずつ加えながらよく混ぜ、上新粉を入れてさっくり混ぜる。
卵白に砂糖10gを入れてしっかり泡立て、④に入れてざっくりと混ぜ合わせたら、すりおろしたスダチの皮と果汁を加える。
丸型の容器(電子レンジ対応)を用意し、ラップを敷いて、かるかん生地を流しいれる。
⑥に②の芋餡を入れ、ラップの口を絞る。
600wの電子レンジで30~40秒程度加熱する。
お好みでサツマイモクリームを上から絞り、スダチの輪切りを添えたら完成。
・電子レンジの種類により加熱時間が前後するため、加熱中は目を離さないように注意!
・大和芋が手に入らない場合は、山芋でも代用可です。その場合、入れる水の量を減らしてください。
・大和芋をすりおろしてから加熱すると、ふわふわモチモチの食感に変わり風味もUP
・サツマイモに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のカサを増やし腸の動きを活発にしてくれます
・また、サツマイモを切った時に出る白い液体(ヤラピン)は、便を柔らかくするとされています。
・食物繊維とのWパワーで便秘の予防・解消が期待できます
※今回は1個あたり3.4gの食物繊維(※1)を摂取できます。
・サツマイモに意外と多く含まれるのが、ビタミンCです。
・熱に弱いビタミンCですが、サツマイモはデンプンによって守られているため、加熱調理後もほとんど分解されずに残るのが特長です
・ビタミンCやカリウムなどの水溶性成分は、水に溶け出してしまう性質があるため、茹でるのではなく、蒸すか電子レンジでの加熱がオススメ
・また、スダチもビタミンCが豊富! 特に皮の部分に多いので、皮をすりおろしたり、細かく刻んだりして有効活用しましょう。
・サツマイモは炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分をバランス良く含むため「準完全栄養食品」と言われています。
・今回は1個あたり約274kcalのエネルギーを補給できます。おいしく食べながら手軽にエネルギー補給をしましょう。
・歯茎で押しつぶせるくらいの柔らかさ(※2)のため、高齢者の方にもオススメの一品です
※1:1日の摂取目標量は21g以上(日本人の食事摂取基準(2020年版)より)
※2:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 嚥下調整食4に分類されます。
<注意>
・柔らかく仕上げていますが、食べる際は喉に詰まらないよう少しずつゆっくり、お召し上がりください。
【ピックアップ食材】
<サツマイモ>
食物繊維、ビタミンCが豊富に含まれる準完全栄養食品!