研修報告|虐待防止に向けた伝達研修を実施

研修報告|虐待防止に向けた伝達研修を実施

1月に開催された平成医療福祉グループ内の介護マネージャー(介護MG)向け研修『虐待防止~役職者として何をすべきか~』を受け、当施設において、その内容を全職員に伝えるための伝達研修を実施しました。すべての職員が参加できるよう、研修は4回に分けて開催しました。

研修テキスト/東京都福祉保健財団

本研修では、高齢者虐待は突然発生するものではなく、初めは本人や周囲の人が「これくらいなら大丈夫」と見過ごしがちな、小さな出来事から始まることがあると学びました。そのまま気づかずにいることで、次第に行動がエスカレートし、結果として大きな権利侵害へとつながってしまうことがあります。

一方で、「これはダメ」「やってはいけない」と禁止事項ばかりを強調してしまうと、職員が委縮し、本来提供すべき支援まで妨げてしまう可能性もあります。だからこそ、適切な気づきと日々の意識づけが大切です。

今回の伝達研修では、1月に研修を受講した当施設の吉田介護マネージャーが講師を務め、「施設での高齢者虐待を防ぐために私たちにできることは何か?」「日々、どのようなことに注意しておくべきか?」という問いかけを行いました。

参加した職員同士で意見を交わしながら、現場での具体的な対応や、普段の関わりの中で大切にしたい視点を共有し、虐待防止への意識を改めて深める有意義な機会となりました。

 

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