2月11日(祝)、城東高校演劇部の有志による特別公演が当施設にて開催されました。
本公演は、演劇部顧問よしだあきひろ教諭によるオリジナル脚本「読み聞かせ 走れ!メロス」。太宰治の名作『走れ!メロス』をモチーフに創作したもので、今回は、当施設に合わせた特別バージョンとして披露されました。
椅子や教卓、白布など、学校から持ち込まれた道具でデイサービスの3階フロアの一角に舞台が作り上げられ、劇場のような空間が演出されました。
デイサービス利用者さんの目の前で堂々と演じる高校生たちの姿、迫力ある生の声に、誰もが魅了されました。メロスが全力で走る場面では、夢中になって「がんばれ、がんばれ!」と手を叩いて応援する利用者さんもいらっしゃるなど、一体感のある温かい雰囲気が生まれました。
公演後にはアフタートークとして、今回の舞台のこだわりや好きなシーンなどについて生徒たちの言葉で語られ、利用者さんも家族の話を聞くように聞き入っていました。
さらに公演終了後、利用さん1人1人を見送ってくださり、この交流が、より一層思い出深いものとなりました。
情熱ある素晴らしい舞台を、交流を、ありがとうございました!